声優専門学校から声優養成所へ

声優専門学校を出ていたので、声優養成所のクラスもついていけると思っていたのですが、声優養成所のクラスは声優専門学校とは比べ物にならないくらい難しいものでした。声優としてより実践的な物を求められるというか、そういうことを学ぶ場所なのである程度は覚悟していましたが、やっぱりかなりハイレベル。声優養成所の生徒もすごくレベルが高くなっていて、声優専門学校の時には感じなかった劣等感を嫌という程味わっています。

しかも、声優養成所はクラス自体がある意味オーディション的な役割をしていて、生徒も講師に気に入られることや、自分の存在感をアピールすることに必死ですし、声優養成所のクラスの中で存在感を出すことでオーディションのチャンスをものにしていくという考えかたなので、声優専門学校の時とは一回一回のクラスの重みが全然違って、本当に辛いです。

声優専門学校に入るまでは声優専門学校なんてお遊戯みたいなものって言われて本当にムカつきましたけど、声優養成所に入ってみて、声優専門学校がどれだけゆっくりしていたのか、素人ベースでの授業だったのかがよくわかります。

ただ、私の場合ですが確実に声優専門学校に行っておいてよかったなって思います。声優専門学校に行っていなかったら、全く今の声優養成所についていけなかったですし、何よりこの声優養成所の緊張感についていけてなかったと思います。

声優専門学校に行ったから、今でも声優になりたいって思えているんだろうなって思うので、私にとってはやっぱり声優専門学校があってよかったです。久しぶりに声優専門学校の先生方に会いに行こうかな？前は思わなかったですが、今はちょっと声優専門学校が恋しい…