声優養成所で感じた自分の欠点

声優専門学校にいるときは、きっと他の誰にも負けない位声優になりたいと言う気持ちがあったので、かなり努力もしていましたし、ある意味優等生的な扱いをされていました。でも、声優養成所に入ったところで、自分でも全然知らなかったくらい自分の弱さに気付かされたのです。

声優養成所には私よりもすごい人がたくさんいます。右を見ても左を見ても私より努力をしている人がたくさんいて、環境も厳しい中で努力し続けている人を見ると、自分はどんなに力を怠っていたのかと言うことを気づかされてしまうのです。

声優専門学校にいた時は、声優になりたいと言う思いは誰にも負けないと言う自信があったのに、声優養成所に来てからは本当に声優になりたいのかなあと思うようにもなりました。きっと自分に自信がなくなったのだと思います。自分よりすごい人をたくさん見てしまうと、自分に自信がなくなると言う弱さがあるならと言うことに気づきました。

ちょっと気を抜けば、すぐに追い越されてしまうようなせめぎ合いを声優養成所ではさせられています。これも本当に声優になるためにはたくさんのオーディションをこなしていかないといけないですし、でもオーディションにいくだけでは声優にはなれないので、オーデションの緊張の中で光る個性を見せつけられる強さをつけ身に付けなければなりません。

結局、声優養成所では技術を身に付ける部分も重要ですが、度胸みたいなものがつかないといけないんだろうなぁと言うふうに思い知らされています。声優養成所にいて、声優専門学校の時には感じたことのないような劣等感を感じています。声優養成所に来て良かったなと思います。声優専門学校に入るだけだったら、きっとそーゆー自分に気づかなかったでしょうから。